仕事の効率化を考えてみる
最近、仕事をどうやったら効率化できるかをあれこれ考えている。
出版業界は不況が続き、今後も仕事の単価が上がる可能性は低い。であれば少しでも仕事を効率化して、作業時間あたりの単価を増やしたい。
で、まず取り組んだのは、インデザインの作業効率化。
もちろん、これまでも効率化できるところはしてきたのだが、「正規表現」や「スクリプト」など、プログラムの知識が必要なところは苦手意識があってあまり活用してこなかった。
ただ、最近はAIに聞けば簡単にコードを教えてくれるので本当に便利。
「作業ウィンドウを最適サイズにリサイズするスクリプト」「テキストボックスを文字サイズの等倍にリサイズするスクリプト」などを作ってもらって活用している。
あとインデザインの機能について改めて学び直したら、今までできないと思っていたことがとっくにできるようになって驚いたり。長く使っているソフトこそ、定期的に知識をアップデートしていかないなと反省した。
次に、デザインの効率化。
これまで集めてきたデザインスクラップや画面キャプチャーをカテゴリー別に整理したり、よく使うアイコンや文字設定などをまとめてデータ化したり。
過去に自分がデザインしたものをもう一度見直し、「目次」「扉」「コラム」といったジャンルごとにまとめ、いつでも簡単に見返せるようなデータベースにすることも検討中。
つまりそれって、自分を、自分に最適化した「デザインAI」にするってことなのかもしれない。
自分の実績や自分の好きなデザインを学習させ、新しい依頼がきたら、自分らしいデザインをスムーズに導き出すような「自分のAI化」。
その精度をちょっとずつ高めて、より効率的なデザインにつなげていきたい。
なお、副次的な効果ではあるが、仕事の効率化を意識することで、私生活でも「もっと便利でお得な方法はないか」と考える癖がついたのはよかった。
つい最近も、三菱UFJのクレジットカードなら、近所のスーパーで10%のポイント還元が可能と知り、早速カードを申し込んだ。これで、年に4〜5万円分のポイントがゲットできるので、結構いい額の給付を受けられたような気分である。
まあ、あまりタイパ、コスパというのも世知辛いが、厳しい時代だから色々努力しながらがんばっていかねばなと思う。