デザイナー仲間とお花見
先日、デザイナー仲間6人でお花見と食事会をしてきました。
元々同じデザイン事務所に勤めていた、年次も性別も違う者どうしなのですが、皆東京の西側に住んでいることから定期的に集まるようになり、毎年桜の季節になると「吉祥寺の井の頭公園を散歩してからご飯を食べる」というのが恒例行事になっています。
しかも今年は、ちょうど桜が満開のタイミングでお天気も晴れ。午前中に雨が降ったせいか、シートを広げている花見客も少なく、かれこれ20年近く続くこの会のなかでも、一番落ち着いて桜を楽しめたような気がします。

で、花見の後は、吉祥寺エクセルホテル東急のディナーブッフェで食事会。
コロナ禍で、なるべく換気のいい広々としたお店を探していて見つけたのがこのレストランなのですが、ブッフェはメニューも豊富で料理もおいしく、ホテルの中にあるだけあって雰囲気が穏やかで居心地がいい。
ガヤガヤしていないからゆったり食事と会話を楽しめるので、気に入ってリピートしています。
デザイナー同士なので、話題はだいたいデザインや仕事のこと。
「今使っているMacの環境は」といった情報交換から、「最近仕事でこんなことがあって」といった愚痴まで。
僕は仕事の契約周りのことについて聞きたいことがあったので、「仕事の前に契約書は交わすか」とか「今でもギャラを通知されずに仕事を始めることがあるか」などを質問。
メンバーには、会社で働いている人もいればフリーランスの人もいるので、それぞれの立場の話が聞けて有意義でした。
やはり、一般企業を相手にしているデザイン会社などでは、昨今かなりしっかりした契約書を交わすようです。特急料金を設けたり、修正の回数をあらかじめ取り決めたり。
一方、うちのような個人事務所やフリーランスで、古くから出版関係の仕事をしている人は、まだあまり細かいことまで決めないスタイルも多い様子。
ただ、「最初にギャラの連絡がない」みたいなケースはだいぶ減りつつあり、少しずつ状況は好転しつつあるような印象も受けました。フリーランス新法などもできて、業界の意識も変わってきているのかな。
そんなこんなで話は尽きず、ファミレスに移動して閉店間際まで語り尽くし、解散。
同じ仕事をする仲間からいろいろな刺激を受け、これからも仕事をがんばろうと思えた1日でした。
